真っ黒で埃まみれの木を持ち込まれた
- ヒゲのおやじ

- 7月25日
- 読了時間: 1分
昭和の時代の欅の木、檜を活かしてテーブルが欲しい。 見るからに真黒くて埃まみれ、雑巾がたちまち黒く汚れて、バケツの水を何度も取り換える。 ようやく欅の木と分かる様になり。 お客様と会話が出来る様になり。

先代が材木屋さん、杢目の良い木は。 お客様に販売して、残りの癖のある欅が、長さ1.8m×幅60㎝×厚み60㎜。 割れや朽ち込が有るものの、欅の木の反りや捻じれが無い。 1.5m×90㎝×5㎝ぐらいのテーブルが欲しい。 欅を木取して、幅の有る木では播金等では、 到底欅の木を板剥ぎが出来ない。

欅の木を剥ぎ合わせて強力なプレスで接着その後欅の反り止めに、端嵌めを付けて天板の木部は仕上げに掛かります。
初めの黒く汚れた状態からは見違え程綺麗になりました。
此れから手鉋で欅の表面をコツコツ仕上げて行きます。
家具の修理から、オーダー家具。
ソファー等家の中に合わせたリメイク等が多くなりました。
家族構成が変わり、時代の移り変わりの様子が家具の修理からも窺い知れるように感じます。




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