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100年位使われてきたが、引手が無い哀れな姿

 江戸時代の終わり頃には商家の帳場には。 五玉の大きな算盤。大福帳、硯、筆が座机の上にあり。 その奥に帳場箪笥が置かれていた。

その帳場箪笥がなんと引手が。第2次世界大戦に軍需品に供出に取られて無く。麻縄の紐が付いて、哀れな姿。


 処がこの帳場箪笥見た目が何処か可笑しい。 それは下の台輪が無い。長い年月帳場箪笥を動かす時に付け台輪が外れて何処かに。





 ダイカストの引手は既製品で有るけれど割れる事が多く。 鍛造の引手は既製品ではない状態。 この様な状態で、自分で火造りをする事になりましたが。 何分初めての事、蕨手の引手にチャレンジ。

大小3種類の引手を鍛える事に。

初め型を作り其れに丸棒の鉄を。 炉で赤めて方に合わせる事を。 処が考える事と、現実では鉄が曲がらい。






  形を整形して何とか。古の人は火造りで鉄を鍛えて。コツコツ制作に励み。槌の使い方が早くて上手い。鉄は赤いうちに打て。赤いうちに打てば色々な形に整形が出来る。  ようやく多少火造りが分って来たような。  


帳場箪笥の台輪も付ける事に。 隅金物と真ん中の睨みは、和箪笥の引手を活かして、化粧になりました。

 火造りのついでに自分の小物入れの ブラカンも。 もっと細い鉄が無いので不格好に。 和家具の古い引手と、側板は江戸時代の長持ちの檜や杉の板を利用して。 小物入れの道具箱の引手が、 ようやく出来ました。



 
 
 

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