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朽ちているが

 思い出の有る年代物の水屋箪笥の修復 バラバラになって見る影もない状態から。 組み立てが出来まして本来の形に戻りました。


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 三段に分かれた戸棚を組み合わせた水屋箪笥。 一番上の段は幅がもっと広い様な。 いつの時代の和家具かが皆目わからないと。 100年ぐらい前に幅を詰めて下の段と組み合わせた様な。  

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 両側の側板がそれぞれに無い。幅詰めて組み合わせて結果。それで今回側板を山桜で組み、鏡板は欅の杢目の天然杢を入れました。  元のお仏壇の戸棚の側面は。 大黒様のお使いに夜な夜な齧られて。 大きな穴が開いて、ネズミ姫が出入りをしていた様な。 穴を塞ぎ、これから色を修復します。

 水屋箪笥の裏側は特に酷く殆ど原型を止めていない。 部材は新たに作り組み直しました。

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 元の正面は黒漆塗りで仕上げて有ります。


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 傷んだ金物は作り直して。 黒漆で焼き付けをして。  引き出しの折脚は新たに制作。 併せて鉄の引手を鍛える、槌の制作に。

 


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鉄の引手を作る時の槌を作りました。木の柄をはみこむための穴を空けて。 2丁作り、2度目に何とか、でも打ち込んで此れで良いのかは分かりません。  ダメな時にはもう一度チャレンジで す。  考えているより取り組んでみて如何か。 今度は引手の型づくり。 和物の引手が無く作らないと話にならないのでチャレンジです。

 
 
 

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