top of page

明治時代の桐箪笥を再生

更新日:2022年2月25日

 長い間蔵に置いて忘れられてきた時代箪笥を再生して欲しいと依頼がありました。 飾り金具の再生と漆を塗り活かす事を取り組んでいます。  箪笥の前板は日光杉、引き出しは桐を使い、釘はウツギとコツコツ取り組んでいます。

ree

 金床と、定盤を駆使して和鉄の修正、本職でもないのに必要に駆られて取りくんでいます。  気が付いたら色々な道具が戴き、当工房に集まりました。 お陰様で重宝しております。


ree

 和家具の錠前、良く出来ています。

仕組みに感心しています。


ree

 錠前の鍵の座金の調整、長い年付きで歪みが出て、板金勉強に成ります。

ree

 飾り金具や丁番の調整、まだまだ金具が多く当分掛かります。

ree

 此れから漆塗りに取り掛かり、その後電気炉で高温で焼き付けをして  漆の強度が強くなります。


 
 
 

最新記事

すべて表示
思わず唸る様な依頼

初めてのお客様から、仕事の依頼がメールで出来ました。 何と其の文面は、ご先祖様のお仏壇を取り換えたので。 古いお仏壇を本棚にリメイク。 サイズの計測中に、合い見積もりとの事。 早々に切り上げて、見積もり終了、お帰り頂き。  処がもう一軒の木工所さんでは、側面が合板では出来ないと。 再度クロサキ工芸に来る事に、来たー。  如何する。 お客様の目の前で分解、提案する事で決まり。 昨日無事お渡し出来ま

 
 
 

コメント


bottom of page