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ヒゲのおやじ

ヒゲのおやじ

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伝統工芸士

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プロフィール

登録日: 2021年7月18日

記事 (199)

2025年12月4日1
ロフトから色々な木
今回の依頼主昭和の時代に家を新築した時 使わないで残してあった木 栃の木の表面に今では珍しいスリバン  製材した木に、金属の板を当てて墨で撫でると 製材所の名前が擦りこまれている。 昭和の時代に製材所で挽いた木に スリバンを押して遊んだ覚えが有ります。 何種類もの木が出て来てそれで 若い新婚さん、テーブルと椅子の制作の依頼です。  お母さんが和裁に用いた裁ち板。 朴の木今では、栃の木や朴の木は貴重な存在。 何れの木も使う目的もなく立て掛けて長い期間 放置状態。木の狂い、捻じれが有り  此れから其々の木の狂いを取る作業に。                    昭和の時代には、浴衣などの着物をほ                    ぐして水に漬けて洗い張りに。木の裁                    ち板に貼り付けて乾かす仕事を女性                     がしていた。 この裁ち板も活かす事に。  檜の組み立て式の本棚も。 これ等を活かして不足分はクロサキ工芸の木を組み合わせて作る事...

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2025年11月10日1
頂き物が凄いー
檜を市松に組み合わせて。器に削るが此れで良いのかと。 イマイチ気に入らない。 其の気の迷いの時に来たお客様から思いがけずに。 お茶事に使う茶入れを制作の話を戴きました。   暫くして漆のぐい吞みを戴きました。 津軽のバカ塗りの様な、手の込んだ塗り。 一部に金箔を貼り、その上に朱の漆かと?。 色々と思いを巡らせる器に。 自分のまだまだ拙さを感じます。  世の中は、特に漆は多くの先人が御活躍して。  一生勉強の言葉を思い出します。

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2025年11月7日1
暑い過酷な夏が過ぎ一息
9月も終わりの頃、家具の修理が多くなて来た。 暑い暑いと騒いでいた猛暑が過ぎて、一息ついたのか。 テーブルのリメークが数件打診しても断られて最後の電話がクロサキ工芸。 しかも直ぐにリメークして早く欲しい、忙しいお客様。 制作したものが納品して一段落していたので、急遽割り込んで対応。  最近は若い人からの問い合わせが来るようになりました。 今迄のお客様が皆お年を召して年毎に少なくなってきました。 時代の移り変わりが現れて来ています。 お陰様でコツコツ取り組んでいます。 栃木県産材の木の良さを活かしたモノづくりに取り組んでいます。    無垢の木は使い方次第で長持ちします。 暮らしの中に大切なものを。 木の温もりの有る暮らしを応援します。

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