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100年前の古民家の木がよみがえる

 昨年暮れから取り組んできた欅の大黒柱。 欅のテーブルに生まれ変わりました。















 欅の恵比寿柱や荒神柱など3本の柱と框の欅。

 欅の柱は太さが20㎝~18㎝と太さが様々何とか厚み、6cmで製材が出来き。 テーブルの天板に木取ることが出来ました。  木の柾目から追い柾に、欅を挽くことが出来  木の狂いが出ないと、一安心。 5枚の欅を接合するので、雇核を2重に。  強力なプレスで接合。 これが一口では行きません。 糊付けプレスが熟練を要します。 1発勝負、失敗は許されない。 短時間で決着。 冬は温度管理が難しく。 夏場は、気温が高く、糊の乾きが早く。 その時期に合わせての作業が大変です。 大物は特に真剣です。



プレスの圧力の加減も重要。 強すぎると曲がって割れてしまう。 長年の経験でしようか。  厚みがあると播金では利きません。 当方はプレスが3台あるので、用途に応じて作業が出来ます。






雇核の溝が2重で、 強力な接着力が出ます。





脚の臍も2重で、天板に負けずと太く丈夫に。 根太も蟻臍と糊を入れなくても強力な接合。  天板は脚の部分に乗せるだけ。


 
 
 

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