top of page

100年前の古民家の木がよみがえる

kaz6226

 昨年暮れから取り組んできた欅の大黒柱。 欅のテーブルに生まれ変わりました。















 欅の恵比寿柱や荒神柱など3本の柱と框の欅。

 欅の柱は太さが20㎝~18㎝と太さが様々何とか厚み、6cmで製材が出来き。 テーブルの天板に木取ることが出来ました。  木の柾目から追い柾に、欅を挽くことが出来  木の狂いが出ないと、一安心。 5枚の欅を接合するので、雇核を2重に。  強力なプレスで接合。 これが一口では行きません。 糊付けプレスが熟練を要します。 1発勝負、失敗は許されない。 短時間で決着。 冬は温度管理が難しく。 夏場は、気温が高く、糊の乾きが早く。 その時期に合わせての作業が大変です。 大物は特に真剣です。



プレスの圧力の加減も重要。 強すぎると曲がって割れてしまう。 長年の経験でしようか。  厚みがあると播金では利きません。 当方はプレスが3台あるので、用途に応じて作業が出来ます。






雇核の溝が2重で、 強力な接着力が出ます。





脚の臍も2重で、天板に負けずと太く丈夫に。 根太も蟻臍と糊を入れなくても強力な接合。  天板は脚の部分に乗せるだけ。


 
 
 

最新記事

すべて表示

金継に挑戦したい

金継のお話を戴きまして。 木工教室の土曜日に取り組むことにしました。  カミさんからは金継を頼んだけれども一向に仕上がらないと不評。 如何してもお客様の制作が最優先になってしまう。  3月29日の土曜日に金継に取り組むことにしました。...

Comments


bottom of page