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破損した金物

 代々大切に使われてきた水屋箪笥 金物が腐食して半分欠けている。 この水屋箪笥のスタイルは、 栃木市、宇都宮、茨城県の笠間でも、色々な地域でも見られ正面のスタイルは似ている。

 今修復をしている水屋箪笥の引き出しの座金が 一部破損しているものを、同じ形に銅板を切り制作を。 機械が無い時代に金属の加工を手作業で行うことは 日本のモノづくりのレベルの高さを物語っている。




座金が欠けているので銅板で新たに制作 此れから形を整え、面取り研磨をします…











 フライス盤で銅板を横のフライス加工をしている。  古いフライス盤ですが、モーターを取り換えて、基盤も組み替えて。 健全に動きます。  このコーナーでは定盤マシンバイス等、金属加工が揃っています。


 引き手の縁が欠けて銅で裏側から補修。


 引き手の正面は違和感がなく仕上がりました。  これから研磨して。 漆の焼き付けをします。

クロサキ工芸では木工だけでなく金属も出来るだけ再現できるように、 取り組んでいます。

 
 
 

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