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直筆の書を戴きました。



谷川のせせらぎが聞こえる渓谷・栃木県大田原市の黒羽の雲岩寺地区にある、

禅宗の僧堂で修行の場と言われる雲巌寺の僧堂が見えます。

 

時折お邪魔しますが、数年前に書をいただき、なかなか表装がつくれずに、

悪戯に時が過ぎておりました。


 

今年に入り何とか形に成るかなーとがんばりまして・・・

雲巌寺の御老師直筆の色紙を額に納める事に。

額に用いた木は、雲巌寺のクロ杉。

ハープの制作にとお預かりした、木の中でも杢目が細かく年輪が詰んだ杉の柾目を用いました。


雲岩寺の渓谷を登り、谷添いの潺の(せせらぎ)を楽しみながら、雲巌寺にたどり着き植林した針葉樹林の手入れが行き届き何回見ても凄いと感じました。




クロ杉の縦の部分は、杉の根杢、上下の横の杉はシラタと赤身の源平(げんぺい)に成ります。

いずれも良く目が詰んだ杉。

裏板の欅の板目も雲巌寺の欅です。

額の下の部分は渓谷の水の流れを現わしている様な杢目が出ています。

(杉の源平とは、平安時代の源氏が白旗に対して平家は赤と言われた由縁から、杉のシラタ(白太)と赤身の部分を指して源平と呼んでいます。)


 

3枚目は雲巌寺の御朱印。

額の木は榧木(カヤノキ)です。

ただ芯に近いので、一部当てが有り難しい部分が有りましたが、目が詰んで綺麗でした。

榧木(カヤノキ)の香しい香りがしてきます。


 

数年前に戴きました書をやっと装丁でき、クロサキ工芸でも正月が無事迎えること

喜ばしく思っております。

 

今年も「モノづくり」に精進することが出来ます様に

工房の若者と改めて祈念いたしました。


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