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kurosakikeihiro

生きているうちに書くようにと

 色々な手帳を渡されて、項目ごとに書くようにと。

それは好いけれど。

其の後に言われた言葉が、生きているうちに書く様にと。

 死んでから書く人はいないよ、たぶん。

だけれども、渡された手帳、なんで1冊で良さそうなもの。

 制作のモノ、等、等色々なものに分けて書く様に。

注文が多い娘、誰に似ているのだろうか。

 決まっている、カミさんだろう。

果て扨て面倒な事、でも何時も頼りにしているので。

 生きているうちに書くか。


 自分の好きなスタイルとは。

あれこれ言うと後がねー。


 手帳の罫線が皆違う。


しかもゴムバンドまでついて。


 更に色付けて区分けまでするように。

誰の娘だ、面倒な。

でも口に出せないナー。

よく探してきたもんだ・


 何色もある、こちらは難色だー


 お陰様で書くことにしました。

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