鋼を炉で炭を入れる時に使う鋏が無いので、自分で作ることに。
鐵を挟む鋏は、刀鍛冶の加藤慎平君に作って戴いた。
刀鍛冶が作るだけあり、流石に角が決まっている。
自分で作ると、あるもので作るのでと言い訳ばかり、4分の鉄筋で作るが、気が付いたら左前で逆に組んでしまい、昨日炉に火を入れて鍛えなおして組みなおし。
慎平君の様にはできないが。
一応炭は挟むことが出来るので。
今度は16㎜の丸棒か、平鋼で作るようにチャレンジすることにして、しかし組み合わせの処が難しい、何か金型が必要なのか、治具を作る必要を感じました。
有るのは大きなアンビルと万力ハンマーが3丁。鋏が3丁、と変形の金床。
モノに応じて治具の必要を感じました。
違いが歴然と分かります。
上の鋏が加藤慎平君作、違いが甚だしいが、次回にはもっと良いものを作ります。
お陰様で木工旋盤で轆轤カンナを鍛えて、刃物が折れることが無くなり、細かな切れ味が良い刃物で、細い鉋屑が削れるようになりました。
鍛えた轆轤カンナは30丁程、焼き入れ、焼きなましと、毎回研磨してもかなり使うことが出来ます。
本田師匠に失敗を怖がるな、轆轤カンナが折れたらまた作るように。
言われた事を肝に銘じながら。
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