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執筆者の写真ヒゲのおやじ

 木は生きている

 樹齢何百年も育った樹、ほれぼれする杢目使いながら育てて欲しい。


雅楽の竜笛や能管を納める箱が欲しい。

持ち運び出来るように、能管が箱の中でズレない様に。 更に箱の杢目が良いものが欲しい。

 岐阜県徳山郷にダムが出来るので、日本一の栃の木を伐採したので今のうちに買う様にと、黒田乾吉先生に平成の初めに教えて戴きました。

 印籠蓋の指物の作りで内側にクッション、ベルベットを貼り。 能管がソフトに納まるように。 上蓋にもクッションを入れ、ベルベットを貼りました。


 仕上げは木地仕上げで、木賊を掛けて磨いてあります。 神社の神主さん、雅楽の演奏にお出かけの時に持ち運びが出来る様に更に、 使いながら木の光沢を育てて行くと、木を愛でながら楽しみ下されば幸いです。

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