木でモノを作る、自分で作る楽しみが欲しい。 そんな依頼を受けて。
刃物の研ぎ、鑿、カンナと一通り。
中でも鉋は仕込みをしないと、木を削ることが出来ない。
鑿もしかり、玄能で叩くかつらを仕込み(蚤の柄の部分を軽く削り)
かつらが柄の部分に入る様に仕込む。
処が此れで木を削る、穴を掘ることが上手く出来るかは? 鑿でも鉋でも、鋼の部分をちょいと裏だし、裏押しをして。 鋼を切れる状態に。 そこから鑿、カンナの刃を本格的に研ぐ。
この写真の様に鳴滝の仕上げ砥石に。
鉋の刃がぴたりと吸い付く事は。
マー簡単には出来ないと思いますが。
余談は別として、コツコツ地道に刃物を研ぐ事を覚えると切れる事を。
鉋で削る楽しさが分かる。
この様にカンナの削り花が出ることが理想ですが。 皆さんチャレンジ精神旺盛です。
先週の木工教室に、高校生が見学に来て。
スマホスピーカーの杢彩にチャレンジ。
鑿で溝を掘り、
杢彩を削り溝にはめ込む。
高校1年生の女子。
次回にもチャレンジしたいと。
若い人の意欲に期待が膨らみます。
上手く接着が出来る様にプレスをしてゆっくり時間を掛けて接着。
次回のはどの様な姿になるかがお楽しみ。
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