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割れが多い日光杉が小まめな板剥ぎで生きかえる。

 古い明治時代の箪笥を再生したい。

金具は漆を焼き付けして再生。

 この箪笥の制作に取組んで3棹

それぞれに木の素材を変えて、表の素材は、日光杉・紫檀と変わります。

金物はいずれも明治時代の金具を再生、漆で焼き付けして使います。

 側板や天板などの目立たない部分は、日光杉の細かな板剥ぎを用いています。 その分制作に手間が掛かりますが、お預かりした限られた素材を活かす事が大切と考え。

 箪笥の内側は桐材、引き出しも同じ桐。

 今でも四ツ目の揉み錐で、コツコツ手で揉んでいます。 釘は空木、クロサキ工芸では自家製のウツギを自分たちで作り、鉄なべで乾煎りして使います。 先代の物や和家具の制作と今でも変わりません。


引き出しの前板の日光杉は好い杢目です。

開き戸の鏡板は狂いが無いように、また板剥ぎで割れが出ない様に、3枚剥ぎで見える部分は日光杉の柾目で仕上げて有ります。


制作中の開き戸。

 長く使えることが出来る様に、仕切りの裏の部分は両端に切り込みが入れ引き出しを閉めると空気の圧力がかかり他の引き出しが開く様にしています。

気密性が良いように、入念に制作しております。

見えないところに心配り。

「モノづくりに心を込めて」先代黒崎義男の教えです。

頑固おやじが守っています

でも、制作は若い者たちが頑なにコツコツ手間暇を惜しまずに歩んでおります。

この様な若者たちに感謝です。


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