この処出掛ることが多く、色々な事が重なり慌ただしい日々が続いた。
以前から取り組んできた鉄を鍛える炉を作り、轆轤カンナを鍛えることが出来たが、あたりまえだが道具は使えば減る、また作ることの繰り返し。
これを若者に伝承できる事が一番重要な事。
コロナの中でも翻弄されずに、木工教室のWさんが昨年から制作に取り組んできた指物、
拭漆が仕上がり組み立て完成。
コロナ騒動で県外に来ることが出来ずに、自宅でコツコツ制作の日もある中での制作。
指物の工法で蟻ほぞ組に挑戦、難しいと言わずに色々なところに蟻ほぞを作り。
図面を書き引手も山桜で作りほぞで組む。内側で楔で止める。
小物を入れる引き出しも仕切りを付けて、引き出しの側板は蟻組でと、台形で蟻ほぞを作るのに、本人理数系が得意でスイスイ。
脚も蟻ほぞ組、拭漆が終わり、組み立てて完成、一際感慨深い作品でした。
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