筒の制作依頼が来ました。 筒の内側の仕上げは奥まで刳り貫くのでかなり難しい。
ので、再度轆轤カンナの火造りに挑戦中。 画像の茶筒は鳴子こけしの本田師匠が制作したもの。
あるお客様から参考になるだろうと戴きました。 まさか此れよりも大きなものにチャレンジする事に成るとは。

筒の中も外も仕上げは抜群。 本田師匠には轆轤カンナを7本も制作して戴き、何本も折りましたが、折れたら火造りで作る様に指導されました。 お陰様で今では自分で火造りに挑んでいます。

筒の内側をドリルで削り出すことはできるが‥

問題は180㎜以上の深さを仕上げる事が難しい。
お隣の駐車場でエンジン式の溶接機が動いていたので、ちょっと溶接に貸して欲しいと飛び込んで筒の中を削る治具の制作。
急いで制作したので、筒の中で轆轤カンナが暴れて筒が割れるアクシデント。
木工旋盤は回転しているので常に危険が付きまとう。
治具を改良して今度は快調に削れました。


蓋の内側も綺麗に削れました。

蓋の小さなものから試作。

蓋と本体が合わさり一応形にはなりましたが‥
まだまだ試行錯誤が続きます。
3度目に形に成りましたがここからが問題です。
今日も飽くなき挑戦です。
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